はじめに
1章 私が影響を受けた建築
1.人間への眼差しの大きさ
エーリック・グンナール・アスプルンド設計の
「森の墓地」「ストックホルム市立図書館」から
2.コモンセンスの追求
ルイス・カーン設計の「リチャーズ医学研究棟」
「エシェリック邸」「ソーク研究所」
「フィッシャー邸」「キンベル美術館」から
3.時代を超える有用性と普遍性を表現した、建築の予言者
フランク・ロイド・ライト設計の「落水荘」「帝国ホテル」から
4.明るく芳醇なデザイン力によって切り開いた地平
アルヴァ・アールト設計の「アールト自邸」「アトリエ・アールト」
「セイナッツァロの村役場」「パイミオのサナトリウム」
「夏の家」「マイレア邸」から
5.森羅万象すべてを等価に扱うデザイン
カルロ・スカルパ設計の「ブリオン・ヴェガ墓地」
「カステルヴェッキオ美術館」から
6.私の建築の源流
「伊勢神宮」「東大寺」「新薬師寺」「法隆寺」「慈光院」
「高桐院」「高山寺石水院」
「中村家住宅」「銘苅家住宅」「屏山書院」から
2章 私の試行錯誤の軌跡
1.初めて、ひとりで
「南の家」「ある町医者の記念館」
2.本来の建築の役割を考える
「屋久島の家」「屋久島の家Ⅱ」「八ヶ岳の家」「蓼科の家」
湘南のゲストハウス」「軽井沢の家」「軽井沢の家Ⅱ」
「北杜の家」「里山住宅博ヴァンガードハウス」を例に
3.記憶の継承
「伊豆高原の家」「青葉台の家」「大美野の家」
「御殿山の家」
「逗子の家」「荻窪の家」を例に
4.ずっと昔からあったかのように
「由比ガ浜の家」「屋久島メッセンジャー」
「鹿嶋の研修所」「那珂の家」を例に
5.庭から生まれる建築の多様性
「市原の家」「我孫子の家」「善福寺の家」
「六郷の集会所」「倉敷の家」「住吉の家」「砧の家」を例に
6.静けさと光
「大泉の家」「屏風浦の家」「牛久のギャラリー」
「芦屋川の家」「北青山のマンション(改修)」より
7.「生と死」が共存する空間
「阿佐ヶ谷の書庫」「竹林寺納骨堂」
8.人と建築と場所のつながり
「イヴェールボスケ」「玉川田園調布共同住宅」
「KEYAKI GARDEN」「浜松の診療所」「浜松の家」
「鎌倉山集会所」「せとうちクルーズ船 guntû(ガンツウ)」
「葉山ホテル(計画案)」を例に
あとがき
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