2023年 夏号
建築家が“面”をデザインLarge-Area Design by Architects

2023年 夏号 建築家が“面”をデザイン

土地の所有が細分化されている日本では、デザインが統一された建築群による街並みをつくることは難しい。建築家も個別の建築のデザインではすぐれた腕を発揮するが、複数棟の建築をデザインして面的に街をデザインできることは稀だ。しかし最近では、個人の地主が建築家と組んだり、大きな企業や行政が建築家と組むことによって、面的なデザインに参画している建築家の作品が目立つようになってきた。単体の建築がよくても、それが群となったときにもよく見えなくては。それは機会に恵まれないとなかなか難しいのだが、その機を得た建築家たちの「面のデザイン」を、特集していく。

表紙/「BONUS TRACK」のアイソメトリック。
2023年7月1日発行

特集

  • 2023年 夏号 対談サムネイル画像

    建築家が“面”をデザイン‑ 対談 -時間と想いの積層が、
    “面”をデザインする

    藤野高志×須藤 剛

  • 2023年 夏号 CaseStudy#1サムネイル画像

    建築家が“面”をデザイン‑ CaseStudy#1 -ビルの谷にコミュニティをつくる

    作品/「ニシイケバレイ」
    設計/須藤 剛

  • 2023年 夏号 CaseStudy#2サムネイル画像

    建築家が“面”をデザイン‑ CaseStudy#2 -街に溶け込む線路跡地の商店街

    作品/「BONUS TRACK」
    設計/山道拓人+千葉元生+西川日満里

  • 2023年 夏号 CaseStudy#3サムネイル画像

    建築家が“面”をデザイン‑ CaseStudy#3 -新築もリノベも、緑がつなぐ

    作品/「大森ロッヂ」
    設計/古谷俊一

  • 2023年 夏号 CaseStudy#4サムネイル画像

    建築家が“面”をデザイン‑ CaseStudy#4 -樹木を屋根にした建築群

    作品/「林を彫刻する」
    設計/藤野高志

古写真でみる建築家のアトリエ

  • 2023年 夏号 古写真でみる建築家のアトリエサムネイル画像

    朝までつづく禅問答のような議論

    建築家/ルイス・イザドア・カーン

現代住宅併走

  • 2023年 夏号 現代住宅併走サムネイル画像

    ライトに始まり、吉村に至る

    作品/「八ヶ岳の家」
    設計/吉村順三

最新水まわり物語

  • 2023年 夏号 最新水まわり物語サムネイル画像

    世界有数の繁華街、歌舞伎町の水まわり

    東急歌舞伎町タワー

展覧会 TOTOギャラリー・間

  • 2023年 新春号 展覧会 TOTOギャラリー・間サムネイル画像

    西澤徹夫展
    「偶然は用意のあるところに
    CHANCE FAVORS THE PREPARED MIND」

    会期/2023年9月14日(木)~11月26日(日)
    休館日/月曜日・祝日、9月23日(土・祝)は開館、夏期休暇、年末年始、展示替え期間