建築家・
作品データベース
アントニン・レーモンドAntonin Raymond
㈱レーモンド設計事務所提供
1888年オーストリア領ボヘミア地方(現チェコ共和国)に生まれ、プラーグ工科大学(現チェコ工科大学)に学び、アメリカに渡る。フランク・ロイド・ライトとともに帝国ホテル建築のため来日し、1923年独立。そのもとから前川國男、吉村順三などが育ち、日本の20世紀後半の建築界をリードする一大人脈を形成した。世界的にみると、オーギュスト・ペレに続いて打放しコンクリート表現をリードし、コルビュジエもこと打放しについてはレーモンドをパクったと私はにらんでいる。76年逝去。
(2021年1月1日時点)