トイレを
健康の入り口に。

このトイレを体験してから、生活の中で「便」を以前よりも意識するようになりました。専用アプリを通して毎日便の状態を把握できるようになったことで、便の量や色、回数などが一目でわかり、自分の食生活と便の状態を結びつけて考えることが増えました。「もしかしたら、昨日は野菜が足りなかったかもしれない」と具体的に考えるようになり、自然と食生活や健康への意識が高まっていったと感じます。便の状態から健康について考える時間が増えたことで、家族との会話にも自然と健康に関する話題が増え、期待していたような「健康維持のサイクル」が回り始めて嬉しいです。今後、このトイレで得られる健康指標が増えることで、さらに充実した健康管理が実現できるのではと夢が広がります。
このトイレを一言で表すなら、まさに「食と便の関わりに気づきを与えてくれるトイレ」です。少しでも健康に関心がある方はもちろん、特に50代以降の世代にこそ強くおすすめしたいです。そのような世代にとって、複雑な習慣を新たに始めたり、難しいシステムを使いこなしたりするのは、ハードルが高いものです。しかし、このトイレなら、日々の生活を変えることなく、普段通りに過ごすだけでデータが蓄積され、食生活と便の状態の関係性への気づきが得られます。使い続けることで、日々自身の状態を把握し、そこから良い変化が生まれ続ける。このトイレはTOTOとして健康に働きかける製品の第一歩です。ぜひ、この製品を体験して、トイレからはじまる健康の未来を感じていただけたら嬉しいです。

TOTOでは2024年から「健康」を指標として掲げていたので、このトイレの開発では長年TOTOが培ってきた技術がどのようにいかされるのか、とても楽しみにしていました。実際に使用してみると、想像以上に便の記録がスムーズで驚きました。3歳と6歳の子どもがいるため、トイレにゆっくり時間をかけていられない私にとっては、以前は欠かせなかった便の確認も、このトイレなら無駄な動作がなく、さっと済ませられるので本当に助かっています。使い始めの頃は、個人認証ボタンを押し忘れることもありましたが、毎日使ううちに慣れ、今では生活動線に自然と溶け込んでいます。
私がこのトイレに感じた最大の魅力は、「データの信頼感」です。TOTOの「びっくリーン技術」によって常に清潔な状態が保たれているからこそ、そこで得られるデータも信頼できると感じます。掃除の手間も、便の情報を取得する手間もかからないため、忙しい人にこそおすすめです。例えば、日中は仕事、家では育児と、自分のために時間を割くのが難しい毎日でも、このトイレがあれば手間なく便の情報を取得でき、日々のちょっとした変化に気づくことができます。そして、このトイレは単にデータを記録するだけでなく、「使う」「気づく」「変わる」というデイリーウェルネスのサイクルを自然に促してくれると感じています。忙しい毎日でも、このトイレがあれば、健康管理をスムーズに行える、そんな期待感を持っています。

TOTOのデザイン思想は「静かなる存在感」です。 それは、決して商品が主張し過ぎるのではなく、利用する人が主役であるという考えです。実際にこのトイレを使ってみると、まさにその思想が形になっていると感じています。違和感なくトイレを使用することができ、記録しているという感覚はありません。便座に座るだけでデータが蓄積され、後からアプリで見ると、過去のデータが分かりやすく表示されます。このトイレを使用するようになってからは、例えば「夜遅い食事は便通に影響する」といったように、生活習慣と排便と自分の体調の関係が紐づき、以前よりも自然と健康を意識するようになりました。約半年間毎日使ってみて、生活習慣を見直すというデイリーウェルネスのサイクルを実感しています。
このトイレは、既往歴があるなどの理由から健康状態を気にされている方や、一方で働き盛り世代で健康づくりのための時間をなかなか作ることができない方におすすめしたいと思います。既往歴があるなどで体調の記録を習慣にしている方にとっては、日々の健康管理に、便のデータも自動で記録できるので大変便利でしょう。体重や血圧などの記録を習慣にされている方には、便のデータもご自身の体調の変化に気づく新たな「ものさし」としてぜひ加えていただきたいです。また、時間の無い方にとっては、トイレに行くという日常の行為の中で始められる手軽さは大きな魅力です。このトイレは、自然と日々の習慣となり、健康意識を高めてくれる、まさに「使う人が主役」の健康習慣パートナーだと感じています。