SDGs×TOTO 持続可能なあしたへのとりくみ SDGs×TOTO 持続可能なあしたへのとりくみ
TOTO社員のSDGs活動をご紹介

人とのつながり

インタビューテーマ

「次世代のために、文化支援や社会貢献を行う」

世界の建築を切り口に、
社会課題への新たな視点を提供したい

文化推進部

建築文化活動担当

文化推進活動を通じ、
どういったつながりづくりを目指していますか?

TOTOでは、製品と関わりの深い建築文化の醸成と次世代育成に寄与することを目的に「TOTOギャラリー・間」と「TOTO出版」の2つの文化活動を行っています。その中で私が担当するのは、「TOTOギャラリー・間」で行う展覧会の企画・運営です。国内外の第一線で活躍する建築家の思想・価値観を展覧会で無料公開し、多彩な考えを学ぶ機会を幅広い世代に向けて提供しています。
実は私自身も、学生の頃にTOTO出版の本やこのギャラリーに触れ、TOTOという企業に興味を持ちました。
その経験から、特に大学生を中心とする若い世代と長期にわたるつながりを構築し、私たちの事業やビジョンに共感しTOTOファンになっていただけたらうれしいと思っています。

TOTOギャラリー・間の展示風景(妹島和世+西沢立衛/SANAA展 「環境と建築」 ©Nacása & Partners Inc.)





建築展とSDGsとの関係は?

当ギャラリーがテーマとして扱う「建築」は、人間の生活・文化・技術などあらゆるものを統合して形で提示したものだと言えます。さまざまな建築家の多彩な思想を無料で紹介することは、質の高い教育への平等なアクセスを提供することであり、ゴール4「質の高い教育をみんなに」への貢献につながります。
また、ゴール12「つくる責任 つかう責任」のターゲットの一つに、「2030 年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発および自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする」とあります。

建築と地球環境の関係を再考したり、課題解決を目指す建築家の活動を取り上げることで、間接的にではありますが、見る人に現代社会の問題を投げかけるという役目も担っていると思います。TOTOは創業当初から社会貢献意識が根付いている会社ですが、その意識は文化活動においてもしっかり共有されています。





今後の活動予定や、
社会貢献への抱負を聞かせてください。

今私たちが直面している問題は複雑すぎて、個人の力では無力に感じることもあります。でもその問題を構成するさまざまな側面をつぶさに見ていけば、きっと解決に一歩近づくものと信じています。展覧会の企画においても、ただ建築を紹介するだけでなく、作品の背景にある課題なども紹介することで新たな発見が得られるでしょう。
海外の建築家とオンラインのトーク企画を行ったり、建築家による大学への出張授業を支援したり、学生向けの展示解説ツアーなども実施したり。多彩な「TOTOギャラリー・間」の活動を通じ、今後も多くの人に新しい価値観やアイデアを発信していきたいと思います。





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