SDGs×TOTO 持続可能なあしたへのとりくみ SDGs×TOTO 持続可能なあしたへのとりくみ
TOTO社員のSDGs活動をご紹介

きれいと快適・健康

インタビューテーマ

「TOTO CONNECT PUBLIC」を
通じたSDGs貢献

トイレを変えることは
社会を変えることに
つながる

販売統括本部

パブリック商品
販売企画担当

「TOTO CONNECT PUBLIC」とは
どんなサービスですか?



「TOTO CONNECT PUBLIC」は、交通施設や商業施設、公衆トイレなどの公共施設において、設備の管理や快適な利用をサポートするためのIoTサービスです。これまでも設備管理者の作業負担を軽減するサービスを提供していましたが、そこへ新たにトイレの利用者向けの機能を加え、利用者満足度を向上し、それらによる施設ブランドの強化にまで踏み込んだソリューションになっています。
トイレの利用者は、スマートフォンで二次元コードを読み取るだけでトイレの混雑状況が分かり、ベビーチェアの有無や車いすで利用できるトイレを探すこともできます。また、汚れや故障などの異常に気付いた際には、管理者や清掃担当者に対して、スマホから修理や清掃を依頼できる機能もあり、お子様連れや高齢者の方々からは「安心してトイレを利用できる」と非常に好評です。また、利用状況や利用者の困りごとを即座に可視化し、迅速で的確な対応につながることから、利用者だけでなく、設備管理者の方々からも高く評価いただいています。





IoTによって公共施設のトイレが変わると、
どんな社会貢献につながりますか?

トイレ空間は、人の健康、安心、安全、そして環境に直結する場です。その空間がより快適になることは、幅広い側面から社会課題の解決につながっています。例えば、トイレの衛生状態をリアルタイムで把握し、迅速な清掃により清潔なトイレを維持することは、SDGsのゴール3「すべての人に健康と福祉を」やゴール6「安全な水とトイレを世界中に」に貢献すると思います。

さらに、長時間利用があった場合にアラートで知らせてくれる機能は体調不良の方等の早期発見につながり、施設内の安全施設内の安全性確保にも貢献できます。誰もが安心して利用できるトイレを広めるという点からは、ゴール11「住み続けられるまちづくりを」にも貢献していると思います。
また、清掃や点検の負担をIoTで軽減することは、高齢化が進む清掃・管理業務の人手不足の課題解決にもつながるため、ゴール8「働きがいも経済成長も」とも関わります。さらに便座温度や温水温度、ヒーター設定などを遠隔で自動制御・一括設定すれば、電力コストやCO2排出量の削減にも役立ちます。





今後の仕事やSDGs貢献に向けた抱負を聞かせてください。

実は私自身、これまでは自分の仕事とSDGsをどう結び付けるか悩むこともありました。しかし「TOTO CONNECT PUBLIC」の担当になってから、トイレ空間と社会課題とのつながりの深さに気づかされ、意識が大きく変わりました。トイレという日常に一番近い場所から、誰一人取り残さない社会の実現に少しでも貢献できたら嬉しいです。

また、仕事において私自身が大切にしているのは「見えないニーズに気づき、応えること」です。トイレ空間にもまだまだ認識されていない課題が潜んでいて、それを技術やサービスで丁寧に解決していく。その積み重ねが、社会に貢献するTOTOのDNAだと感じます。これからもお客様の声に耳を傾け、誰かの不安を“安心”に変えていきたいと思います。

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