SDGs×TOTO 持続可能なあしたへのとりくみ SDGs×TOTO 持続可能なあしたへのとりくみ
TOTO社員のSDGs活動をご紹介

環境

インタビューテーマ

セラミック事業部が
進めるSDGs活動

エネルギー監査で得た
高い評価に
誇りを感じます

セラミック事業部

セラミック環境品質管理担当

セラミック事業部ではどんなSDGs貢献に
取り組んでいますか?



TOTOというとトイレやお風呂、キッチンなど水まわり商品をつくる会社というイメージがあると思いますが、事業の柱のひとつとして工業用のセラミック部品も手掛けています。大分県中津市の製造工場で半導体製造装置やFPD製造装置の性能を決めるキーパーツを製造しています。
そんなセラミック事業部では、2001年度にISO14001認証を取得し、環境に配慮した持続可能な事業活動を推進しています。私が現在取り組んでいるのは、CO₂削減活動の推進やCO₂排出量の予実管理、ESGに関する顧客からの調査依頼や環境監査依頼への対応業務などです。



※パソコンやテレビなどのフラットパネルディスプレイを製造するために使用される装置の総称




取り組みの具体的な内容や効果を教えてください。

工場に導入している焼成炉の素材の見直しや、ボイラーの電化など、事業所全体でCO₂削減を図る施策を進めています。また、省エネルギー設備の導入や再生可能エネルギーへの切替も積極的に進め、SDGsゴール13「気候変動に具体的な対策を」への貢献を目指しています。
さらに、顧客の環境意識が高まっている今、ESG調査や環境監査への対応も重要な取り組みになっています。2024年度上期にはセラミック事業部で

初めて、顧客によるエネルギー監査を受けました。全社でもこうした監査の前例がなかったため手探りの対応でしたが、その外資系最大顧客の窓口であるTOTO U.S.A.の営業チームや工務部門と連携し、エネルギー効率の改善やCO₂排出削減に対する真摯な取り組みをお見せすることができました。こうした監査対応で顧客との信頼関係を築き、生産技術や製品のイノベーションを促すことは、SDGsゴール9「産業と技術革新の基盤をつくろう」にもつながっていると思います。





SDGs貢献に携わることで、意識の変化はありましたか?

先にお話ししたエネルギー監査では、当社の対応を高く評価していただきました。これは企業理念のひとつに「限りある資源とエネルギーを大切にし、地球環境を守ります。」と掲げている当社として、そして環境業務に携わる私自身として、非常に誇らしいことです。また、CO₂排出量削減活動に参加するようになってからはプライベートでもCO₂排出に敏感になり、エアコンの設定温度、車のアクセル踏み込み、マイボトル持参など今まで以上に気にかけるようになりました。今後も業務と生活のさまざまな場面で、環境やSDGsへの貢献を続けていけたらと思います。
TOTOの「環境」に関する取り組みに少しでも興味をお持ちいただけたら、当社の『統合報告書』もぜひご覧になってみてください。セラミック事業も含めた様々なSDGs活動をご覧いただくことができます。
統合報告書はこちらから

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