環境
TOTOリモデルクラブ山形店会に
おけるSDGs活動
周りの人に働きかけつつ、
それぞれが自然に
SDGsに取り組みたい
リモデルクラブ山形店会
営業担当主務
TOTOリモデルクラブ山形店会※で
実施したSDGsの取り組みについて教えてください。
※リモデルクラブ店とは、T O T Oのあんしん品質をクリアしたお店のこと。全国に約5,000の加盟店がある。
2023年10月、イオン山形北店において、TOTOグループのマテリアリティ「環境」に関する活動やSDGsへの貢献を周知するパネル展示を行いました。普段、我々がお客様と接するときは製品を通じた会話が中心ですが、今回のイベントではTOTOリモデルクラブ山形店会やあんしんリモデルの取り組みに関するご案内とともに、TOTOの環境貢献に取り組む姿勢もしっかりとお伝えし、これまでリモデルクラブ山形店会が行っていたものとは大きく異なるイベントとなりました。
これまでも何度か、リモデルクラブの定例会で「環境への取組みをビジネスに活かせないか?」と提案していたのですが、当初はあまりみなさんピンと来ていない様子でした。しかしメンバーの方々の中には「自分たちのことをもっと地域の皆様に知っていただきたい」との想いがあり、リモデルクラブ山形店会を知っていただくきっかけの一つとして改めて国の補助金と温暖化対策の関連性などを伝えつつ、環境訴求とリモデル提案を結びつける提案を行ったところ、メンバーの皆様に興味を持っていただけました。環境への取り組みが進むイオン様や、富山県庁の県民生活課様、TOTOのサステナビリティ推進部とも協力・連携し、たくさんの協力によって実現したイベントです。
今回のパネル展示イベントを通じ、
どういった意義や効果がありましたか?
節水性や高い清掃性など、TOTOが当たり前に考えていることを改めてお客様へ丁寧にお伝えすることで、お客様にもSDGsや環境問題を意識するきっかけが提供できたと思います。節水や省エネの必要性は、誰もが漠然とは理解していますが、パネルで具体的な数字や事実を知ることで、より身近で深刻な問題だと捉えることができます。これは、SDGsゴール12「つくる責任 つかう責任」にも寄与するのではないでしょうか。
また、TOTOの製品は、リモデルクラブ店をはじめとするさまざまなビジネスパートナーの協力によってお客様にお届けできています。そうした皆様と協力してSDGsの取り組みを行うことで、ゴール17「パートナーシップで目的を達成しよう」の実現にもつながると思います。さらに、これらの活動によってより多くの方々に
TOTOの製品をお使いいただければ、いずれゴール6「安全な水とトイレを世界中に」にも寄与していくと考えています。
ビジネス視点から言うと、リモデルクラブ山形店会のメンバーの中に、国の環境関連の補助金を活用して業績を伸ばしたサッシ店様がおられ、環境性と事業性のつながりを身近な仲間の事例として感じていただくこともできました。今後の活動に弾みがつき、さらに環境貢献の理解と活動の拡大が可能になったと感じています。
SDGsへの貢献に対して、意識の変化などはありましたか?
今まで、私はSDGsについて「自分が直接行動して社会に貢献する」という意識を持っていましたが、これからはもっと周囲の人たちにも働きかけ、皆がそれぞれの立場で自然に取り組んでいけたらいいなと考えるようになりました。今回のイベントで、「仕事を通してお客様に満足いただくことで、全員が幸せになる豊かな未来ができていくのではないか」と店会メンバーの方がおっしゃっていたことが印象に残っています。SDGsに関する活動は自分だけが頑張っても意味がないですし、周りに強要するのも違う。まずは自分を大切にし、同じように周囲の人のことも考えられたら、2030年はよりよい世界になっていると思います。