人とのつながり
「TOTO Europeが取り組む
“絆づくり”とは」
パートナーやお客様が抱く
水まわり製品に対する認識を、
SDGsの観点から変えていく
営業部門統括
TOTOが欧州で実施している
「KIZUNA研修」について、詳しく教えてください。
TOTOは2008年に欧州初の事業統括会社 「TOTO Europe GmbH」をドイツ・デュッセルドルフに設立し、以来、世界最大の産業見本市ISHへの出展を重ねながら欧州での販売活動に力を入れてきました。
その中で、パートナーの皆さまにTOTOのメッセージや商品の魅力を理解していただくには、時間をかけて集中的にお伝えする研修がもっとも効果的であると気づきました。そこで2019年より、販売店やプランマー(配管業者)の方々を対象にした「KIZUNA研修」を年に100回ほど開催しています。
研修はデュッセルドルフとミュンヘンにあるショールーム兼研修施設「KIZUNAルーム」で2日間にわたって行われ、まずTOTOの企業理念や100年以上におよぶ歴史、商品、そして我々の目指すものがSDGsのゴールと一致していることなどを、5〜8時間かけてじっくりと参加者にお伝えします。その後、食事会を通じてパートナー同士の親睦を深め、2日目にはアフターサービス担当者による部品交換の実演やお客様対応についての意見交換も行います。このように理解を深めることで、ゴール17「パートナーシップで⽬標を達成しよう」に貢献しています。
研修に参加されるパートナーの方々の
反応はいかがですか?
研修の中では、トルネード洗浄やセフィオンテクトによる節水効果を詳しく紹介し、ウォシュレット使用によるトイレットペーパーの節約効果や障がいのある方々にとっての利便性なども具体的にご説明します。参加されたパートナーの皆さまは「なるほど、今理解できました」「商品のデザインとSDGsは関係がないと思っていましたが、環境に配慮してこうしたデザインになっているのですね」などと言いながら、TOTOの商品がSDGsのゴール12
研修の中では、トルネード洗浄やセフィオンテクトによる節水効果を詳しく紹介し、ウォシュレット使用によるトイレットペーパーの節約効果や障がいのある方々にとっての利便性なども具体的にご説明します。参加されたパートナーの皆さまは「なるほど、今理解できました」「商品のデザインとSDGsは関係がないと思っていましたが、環境に配慮してこうしたデザインになっているのですね」などと言いながら、TOTOの商品がSDGsのゴール12「つくる責任つかう責任」やゴール13「気候変動に具体的な対策を」につながっていること、高齢者が自立した生活を送るためにも役立つことなどを、深く理解してくださいます。パートナーの皆さまが「デザイン(意匠性)がよい商品」と「社会的責任を踏まえてデザインされた商品」の違いをお客様にご説明できるようになることは、KIZUNA研修の大きな成果だと思います。
「つくる責任つかう責任」やゴール13「気候変動に具体的な対策を」につながっていること、高齢者が自立した生活を送るためにも役立つことなどを、深く理解してくださいます。パートナーの皆さまが「デザイン(意匠性)がよい商品」と「社会的責任を踏まえてデザインされた商品」の違いをお客様にご説明できるようになることは、KIZUNA研修の大きな成果だと思います。
今後の活動予定や、
SDGs貢献への抱負を聞かせてください。
EUでは2019年に「欧州グリーンディール」が発表され、ここ数年でグリーン・エコノミー(持続可能な経済の在り方)に対する人々の関心がますます高まっています。その中で私は、水まわり製品のデザインや品質に対するヨーロッパの共通認識を、よりSDGsを意識したものに変えていく必要があると考えるようになりました。
TOTOはウォシュレットによってトイレにおける
EUでは2019年に「欧州グリーンディール」が発表され、ここ数年でグリーン・エコノミー(持続可能な経済の在り方)に対する人々の関心がますます高まっています。その中で私は、水まわり製品のデザインや品質に対するヨーロッパの共通認識を、よりSDGsを意識したものに変えていく必要があると考えるようになりました。
行動様式を大きく変えました。生活を豊かにし、節水できるだけでなく、医療・介護分野においてもお年寄りやスタッフの負担を減らすことができます。高齢化問題を抱える日本のメーカーであるTOTOは、こうした分野で大きなアドバンテージがあると思います。その強みを活かし、今後もパートナーの皆さまやお客様の水まわりに対する認識を変えながら、TOTO商品を欧州で広めていきたいと思います。
TOTOはウォシュレットによってトイレにおける行動様式を大きく変えました。生活を豊かにし、節水できるだけでなく、医療・介護分野においてもお年寄りやスタッフの負担を減らすことができます。高齢化問題を抱える日本のメーカーであるTOTOは、こうした分野で大きなアドバンテージがあると思います。その強みを活かし、今後もパートナーの皆さまやお客様の水まわりに対する認識を変えながら、TOTO商品を欧州で広めていきたいと思います。