”不要な廃材”を有効利用。
”おいしい水”と国産材料でつくる薪窯パン
薪窯パン キリク 三島さおりさんに
お話をお聞きしました。
 

材料は、自家製の天然酵母に国産の小麦、水、塩のみ。
薪窯で焼く有機全粒粉100%のカンパーニュをつくる三島さおりさんに、
「食」の大切さについてお聞きしました。

  • 薪窯パン キリク

    「過ぎるおいしさ」は日常に必要ないと考え、独学で、有機小麦、天然酵母、オーガニック食材を使ったパンを研究。試作の末、粉と水と塩でつくる素朴で日常に寄り添うパンを作ることにしたという三島さん。姫路市夢前町にある薪窯パン キリクでは、薪を燃料に、石窯で焼く独特の風味をもった素朴な味わいのパンを提供しています。

家族の体調不良で気付かされた、
安心・安全な食

薪窯パンを作ろうと思われたきっかけは・・・

元々は、主人がパン屋だったんです。
わたしはその当時は、お手伝いで、パートさんたちと一緒に補助をしていました。
おかげさまでお店は順調で。毎日忙しかったですし、経済的にも安定していたんですが、それに反比例するように、家族の健康状態はどんどん悪くなっていきました。

オーバーワークという意味で?

それも、あるとは思いますが・・・。
主人がどんどん弱っていってしまって、病院を転々と。アトピーや免疫不全といった症状が続いていたんですが、ある時、呼吸困難で倒れてしまって。
運び込まれた病院の検査で、外国産小麦についた農薬が原因ということがわかりました。

小麦の・・。では、それがきっかけで。

はい。すぐに今の形になったということではなく、徐々に、ですが。

薪窯には、やっぱりこだわりが?

そうですね。
最初は薪窯やってみたい、というミーハーな理由でした(笑)
でも、東日本大震災があった時に、インフラが止まったら電気を使う窯じゃ何もできないんだなと。でも薪窯なら、粉と水さえあれば、パンが焼ける。そんな風に思って、薪窯を実現させる方法を真剣に考えました。
ただ、薪をどうやって手に入れるかといった問題はありました。

薪は、買われて?ご自身で取りに行かれて?

地元で剪定された木を使っています。
木の処分にはすごく費用がかかるので、処分する不要な木を引き取る形で。

なるほど!切った木も資源ですし、お互いに助かる。

はい。有効利用できるのであれば、と快く譲っていただいています。
ほんとうに、街路樹を切ったり庭木を切ったりと、使い道のない木がごろごろあるんです。

ゴミの処分にはエネルギーをたくさん使いますね。
ゴミといえば、この「プラスチックゴミを減らす」というのは?

これは、お客さまが紙袋をくださるので。
一度使った袋をまた持ってきてくださる方もいらっしゃって。

ああ、良いですね。リユース。

できるだけ、ビニール袋は使いたくないなと思っています。

エコカフェ企画による、暮らしの達人インタビュー。人と暮らしの間にある様々なモノ・コト。多種多様なジャンルで活躍されている方に、環境のこと、暮らしのこと、生活を豊かにする秘訣、などなど、様々な角度からお話をお聞きするコンテンツです。

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