竹山聖と仲間たち


「不連続都市」


'89年9月5日〜10月4日

 竹山聖を中心とする若い建築家たちの世界は,そのまま現在の都市が抱える混沌とした状況を端的に表現している.室内の展示は,アモルフの集大成ともいえるような作品群,主として都市をテーマにしたプロジェクトである.会場を斜めに横断する巨大な平面上に模型やオブジェが散りばめられ,彼らの精力的な活動を披露している.壁面には都市と建築が巧みにコラージュされ,彼らの都市に住まうことに対する宣言を表明している.中庭には,象徴としてのオブジェ.多くの示唆と意欲に溢れた展示である.
exhibition scene
 藤塚光政撮影
講演会 : 不連続都市
      9月11日 東京・建築会館ホール
      9月14日 広島・YMCA国際文化ホール


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