阪田誠造と坂倉建築研究所


「多様な相とひとつの理念」


'90年10月18日〜11月13日

 300mm×300mmに限定された24本の柱の頂部に,あたかも柱と一体になって彫り込まれたかのように24体の建築模型が据えられ,会場の内外部を使って等間隔に整然と設置されている.それぞれのスケールの異なる建築を同じスペースの中に収めるといった方法は,その表現に何らかの操作を加えなければ成り立たない.全体模型が可能なものもあれば,スケールの大きな建築においては,部分や概念のみで表現しなければならない.ここではこうした難しい課題を,統一的理念のもと見事にまとめあげている.
exhibition scene
 藤塚光政撮影
講演会 : 多様な相とひとつの理念
      10月19日 東京・建築会館ホール
      10月29日 仙台・戦災復興記念館


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