齋藤裕展
「セクションズ」
'９８年９月１９日〜'９８年１１月１４日
齋藤裕氏は、木・紙・土・石など、伝統的素材を新たな視点からとらえ直し現代建築へ取り込むと同時に、造船や航空など、これまで用いられることのなかった他分野の技術と従来の建築工法との融合によって新しい建築の姿を見出し、常に力強さと緊張感を湛える作品を生み出しています。
この作品展では、氏の着想と空間を追体験することに主眼をおき、「桐の茶室」「紙の待合」による幻想的なインスタレーション、各作品の発想を探る初公開のスケッチ、ヴィデオ、現在進行中のプロジェクトの模型などの展示により、その建築を多角的な断面（セクション）から切り出しました。
撮影 ナカサ・アンド・パートナーズ
講演会 ：齋藤裕講演会「セクションズ」
１０月１日 東京・草月ホール
空間術講座：「プロポーションズ」
９月２３日 内藤昌 「幻の安土城から見る信長のユートピア」
１０月 ６日 中川武 「木割からみた日本建築史」
１０月 ８日 西和夫 「日本建築の内部空間の演出」
１０月２２日 横山正 「日本建築のタテとヨコ」
１０月２３日 山田脩二「カワラマンが見た日本の屋根」
１０月２４日 齋藤裕 「待庵−利休と幾何学」
１１月１３日 齋藤裕＋横山正「日本建築の真・行・草」
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