NTTのCIとサインデザイン展





'86年5月9日〜6月6日

 1985年電信電話公社の民営化政策にともない,わが国最大の民間会社NTTが誕生した.これを機にNTTによる6社指定のCIの企画コンペが行われ,その結果,PAOS(中西元男)・電通案が選ばれた.核となるシンボルマークのデザインが、PAOSからグラフィック・デザイナーの亀倉雄策に発注された.ここではこの指名コンペの全貌として,PAOSによって,小はバッジ・名刺から,大はビルディング・大型サインに至るまで,あらゆるアイテムがグラフィックを中心に展開された.企業イメージのあり方を問うた展覧会は,通常の建築展とは異なった新鮮な印象を与えた.
exhibition scene
 鈴木喜一撮影


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