宮本忠長の建築


「小布施の詩」


'90年2月16日〜3月17日

 この作家の十数年にわたる建築活動の成果である「小布施町修景計画」(1975〜90)をテーマにした展覧会である.会場の内外部空間を貫通する曲面状の大壁に,年代を追って,宮本が渾身を傾けてきたこの計画の生成の軌跡が示される.内から外へと敷きつめられた千曲川の河原の小石が雰囲気を盛り上げる.会場構成は決して派手ではないが,訪れた人びとに深い印象を与えてくれる.このほか「長野市立博物館」(1981)「高山小学校」(1989)など6作品が紹介されている.
exhibition scene exhibition scene
 藤塚光政撮影
講演会 : 小布施の詩
      2月17日 東京・建築会館ホール
      3月 8日 熊本・熊本郵便貯金ホール


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