倉俣史朗


「夢の封印」


'91年11月8日〜12月11日

 わが国のインテリア・デザイン界をリードしてきた倉俣が突然,他界した.倉俣の生前から企画されたこの展覧会は,スタッフによって基本コンセプトが継承された.会場中央には4.2mの長さの色鮮やかなベッド「LAPUTA」(1991)が据えられ,これを中心に,“倉俣史朗の美の世界”が展開される.繊細で優美な形態.人とモノとの共存をテーマに,究極までデザインを昇華させるこの作家の作品は,スケッチとともに発想の原点と制作のプロセスを十分に知ることができる.
exhibition scene
 藤塚光政撮影
シンポジウム: 「夢の封印」オマージュ倉俣史朗
        11月8日 東京・草月ホール


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