木島安史の時感


「堂夢の世界」


'89年1月17日〜2月16日

 屋内と屋外の空間とで相反する展示手法を使いながら,どちらもドームのコンセプトを表現している.屋内の展示ではアクリルのフレームを組み合せた半球対の空間がつくり出され,この半球の中で実際のドーム空間が体験できる.内部は4分の1のドーム・シェルのスクリーンに作品を投影するとともに,コンピュータ・グラフィックスによる球体のバリエーションがシミュレートできる.屋外では,スティールパイプを組み上げたドーム空間に身を置くことができる.時間と方向が消された空間に,個々の記憶が表現されるといった提案である.
exhibition scene
 藤塚光政撮影
講演会 : 木島安史の時感 堂夢の世界
      1月18日 東京・銀座ガスホール
      2月 6日 高松・香川県教育会館ミューズホール


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