早川邦彦
「イメージの生成とその表現」
'８６年７月７日〜８月６日
建築と都市との関係の中で“建築がつくり出す風景”に，早川の関心が集約されている．ここでの展覧会は，こうした理念に基づいた，住宅と集合住宅のプロジェクトによって表現されている．都市の風景を構成するさまざまなエレメントは全て等価性をもって存在し，個の建築もその例外ではない．ＪＩＡの新人賞を受賞した「アトリウム」（１９８５）をはじめ，戸建住宅の「成城・交差点の家」（１９８３）など６つの作品が端正な白木の模型と巧みなドローイングにより構成され，人びとに語りかけている．
鈴木喜一撮影
講演会 ： 風景としての建築
７月 ８日 東京・建築会館ホール
７月１０日 札幌・札幌会館ホール
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