長谷川逸子

第二の自然としての建築
「空中庭園」


'89年3月27日〜4月26日

 屋内と屋外の2つの異なる空間が,この展覧会では巧みに使い分けられている.屋内は,代表作「湘南台文化センター」(1989)のみで構成されている.この作品には自然のエレメントが造形化され,“第二の自然”ともいうべきデザイン・コンセプトが導入されている.会場の中心には,林立した三角柱の各面に,建築のプロセスが図面・スケッチ・写真で表現される.屋外は,「名古屋デザイン博のパビリオン」(1989)を,実物の3分の1のスケールで再現するという意欲的な展示になっている.
exhibition scene exhibition scene
 藤塚光政撮影
講演会 : 第二の自然としての建築
      3月28日 東京・建築会館ホール
      4月 7日 京都・京都山一ホール


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