原広司

「500M×500M×500M
 100、000人のための
 ニュータイプ住居キューブ」

'92年9月4日〜10月6日

 この作家を語るとき“都市”というキーワードは欠かせない.ここでは,“都市に関する多層構造論”の実践的試みとして,都市の自己変換,自己破壊機能としての“バースト”と,この変換を記憶と重ねつつ実現していく“リペア”を,立体格子上に展開させる.金属フレームで構成された500m立方体住区の模型と,バーストとリペアを暗示する光によって発行するアクリル製住区キューブの模型と,2001年から2101年までの10年ごとに表現する同スケールの11枚のパネルによって,新しい都市と住まいの可能性が追求されている.
exhibition scene exhibition scene
 藤塚光政撮影
講演会 : 空中庭園 500M×500M×500M 地球外建築
      9月21日 東京・草月ホール
      9月25日 福岡・パピヨン24ガスホール


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