GALLERYネA
「トランス・アーキテクチャー」
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津村耕佑
津村耕佑

1959年埼玉生まれ。
1983〜96年(株)三宅デザイン事務所。
1994年「KZELLE」(1996年「KOSUKE TSUMURA」に変更)、「FINAL HOME」両ブランド立上げ。1996年(株)エイ・ネットに所属変更。
1982年第52回装苑賞受賞。1992年「第21回日本現代美術展」準大賞受賞、1994年第12回毎日ファッション大賞新人賞、資生堂奨励賞受賞。
主な展覧会に1996年「モードとジャポニズム」パリ市立衣装美術館(パリ)、1998年「futur a rencontrer展」Passage de RETZギャラリー(パリ)、「AIR WARE」原田大三郎との合同展(東京)など。


「FINAL HOME=建築から被服へ」

ポケットで全身が構成された「FINAL HOME」のコートは、衣服というよりむしろ寒さや雨から人を守り、収納機能を持っているという点において「最小単位の家」とも言える。アーケードや地下街が発達し、「外にいること」が必ずしも「外気に触れること」を意味しない現在の都市生活において、服に求められる機能とは何かを考察する。

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