Oscar Niemeyer オスカー・ニーマイヤー

1907年リオ・デ・ジャネイロ生まれ。国立芸術大学で建築を学び、当時教授であったルシオ・コスタの事務所の一員となる。
1936年リオ・デ・ジャネイロの教育厚生省の設計で、設計顧問として招かれたル・コルビュジェの影響を受ける。
その後ブラジル建築界の中心的人物となり、1956年新首都ブラジリアの建設にあたっては建築顧問としてコンペを提案するとともに、最優秀となった師ルシオ・コスタの都市計画に基づき、ブラジリアの主要施設の設計を手掛ける。
1964年ブラジル革命を機に渡仏。パリ、アルジェリアなど約10年間ヨーロッパで設計活動を続けた後ブラジルに戻り、リオで事務所を再開する。
90歳を迎える現在も、ブラジル最大の建築家として、国家レベルのプロジェクトを手掛けている。96年9月、リオ・デ・ジャネイロ近郊に最新作のニテロイ国立近代美術館が完成。その他、ブラジリアで国立美術館、ベトナムで迎賓館のプロジェクトが進行中。


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