１９６３年秋田生まれ。
１９８９年東京芸術大学大学院修士課程修了。
１９８９〜９２年韓国弘益大学大学院西洋学科修士課程在籍。
１９９７年ポーラ美術振興財団の助成により香港滞在。
現在、ノンプロフィット・アートスペース「コマンドＮ」代表。
主な展覧会に１９９２年「中村と村上展」（ソウル、東京、大阪）、１９９４年「新宿少年アート」新宿歌舞伎町全域（東京）、「Ｌｕｃｙ」ＳＣＡＩ　ＴＨＥ　ＢＡＴＨＨＯＵＳＥ、白石コンテンポラリーアート（東京）、１９９５年「Ｏｒｉｇｉｎ　ｏｆ　Ｆｌａｖｏｒ」ナビンギャラリー（バンコク）、１９９６年「Ａｂｓｔｒａｃｔ／Ｒｅａｌ」２０世紀美術館（ウィーン）、１９９８年「ＱＳＣ＋ｍＶ」広島市現代美術館（広島）、ＳＣＡＩ　ＴＨＥ　ＢＡＴＨＨＯＵＳＥ、白石コンテンポラリーアート（東京）、キリンプラザ大阪（大阪）など。

乱立する自意識過剰な建築群。ここぞとばかりに自己主張する煌々と輝くネオンサイン。その光が照らす顔の見えない闇。闇の中からあふれ出る義務と演技の人々。過剰な生産と消費が求められるこの都市にしがみつき生活をする私たちが、否定しきれない都市を美しく感じ、楽しむ方法としての関わり方を提示し「秋葉原ＴＶ」プロジェクトはじめアートがなしえる社会的機能を考察します。