GALLERYネA
コンスタンティン・メーリニコフ
閉じる

コンスタンティン・メーリニコフ(Konstantin Melnikov)

1890年モスクワの労働者階級の家庭に生まれる。モスクワ絵画彫刻建築学校の絵画科卒業後、建築科に進み、1917年建築の学位を取得。同年<10月革命>後、A.V.シューセフのもとで「モスクワ再建計画」に関わる。1923年初の実作「マホルカ・パヴィリオン」竣工。1925年「パリ現代装飾・産業美術万国博覧会 ソヴィエト館」によって、その名を世界に知らしめる。1920年代後半「労働者クラブ」や「ガレージ」などを次々に手掛け、1930年代初頭「グリーン・シティ」など大規模な都市計画を発表するが、以降設計の表舞台から退き、モスクワ高等芸術技術工房(Vkhutemas)での教育に専念する。1933年第5回ミラノ・トリエンナーレ参加。1972年ソヴィエト連邦名誉建築家の称号を授与される。1974年逝去。


Copyright (C) 2002-3 TOTO LTD.