Transarchitecture : Ushida + Findlay

GALLERYネA
「トランス・アーキテクチャー」

ナンシー・フィンレイ

サンフランシスコ生まれ。
１９７８〜８１年ＣＲＰ環境修復教育事業団。１９８４年カリフォルニア大学バークレイ校卒業。１９９３年東京大学大学院博士課程修了。１９８５年ＰＷＭＳ（ピーター・ウォーカー＆マーサ・シュワルツ）設計事務所。
１９９０年ファクター・エヌ・アソシエイツ設立主宰。
１９９６年より東京芸術大学講師。

千葉学

１９６０年東京生まれ。
１９８５年東京大学卒業。１９８７年東京大学大学院修士課程修了、（株）日本設計。
１９９３年よりファクター・エヌ・アソシエイツ主宰。
１９９８年より東京大学助手。

ファクター・エヌ・アソシエイツとして１９９８年ＪＩＡ新人賞、ＢＣＳ賞、日本建築学会作品選奨、通産省グッドデザイン賞、千葉県建築文化賞（和洋女子大学佐倉セミナーハウス）受賞。

「身体から建築へのランドスケープ」

—ばらばらにされた身体と意識、あるいは葬り去られた都市の記憶に向けて—
私たちが思い描く「構想」には、時として「形態」以上の潜在力が秘められている。つまりその「構想」が、身体的な活動を通じて具現化され、「記憶」と、そして今日的な「潜在意識」とを顕在化する様相、換言すれば、都市における時空間と行動とのズレの提示は、私たちが身体的な空間と意識上の空間とのズレを、建築とランドスケープというかたちで提示するのと同義なのである。