活動地域:ウガンダ
道普請人
現地で出来る簡単な技術で水源を整備
現地で出来る簡単な技術で水源を整備
道普請人は、開発途上国の問題を現地に適したやり方で、そこに住む人々自身で解決していくこと目指し、エンジニアとして適正技術の開発を進め、現地住民への技術移転、定着化を進めています。 多くの開発途上国では農道などのインフラ整備が進んでいないため、その手助けとして、誰にでもできる「土のう工法」による道づくりを中心に活動しています。また、現地の生活環境の改善や植樹活動にも取り組んでいます。
ブッシ島での安全な水への
アクセスと環境保全・衛生啓発
ビクトリア湖のブッシ島は、地理的条件から公共水道や電力の普及がなされず、住民の殆どが、生活排水やゴミ、排泄物で汚染された湖水を利用しています。そこで、安全な水へのアクセスが低いブッシ島の4つの村に雨水集水タンクを設置し、住民による設備の維持管理システムの構築を目指しています。併せて、安全な水利用と衛生についてのワークショップを開催し、住民の衛生意識向上を図ります。また、漁業手法の規制の厳格化により、漁業離れが進み、農地の新規開拓による森林伐採が問題視されています。そこで、島内で伐採された森林を復元し、集水性を高めるため、育苗や植林も行っていきます。
団体のなりたち
道普請人は、開発途上国の農村地域の活性化に向けた農民自身による農道整備を支援し、世界の貧困削減に寄与することを目的に、2007年に設立されました。 日本の伝統技術「土のう」による道路整備手法を開発し、日本古来の精神「道普請」を紹介しながら、現地住民が自分達で道を整備し、持続的に維持管理することの重要性を訴え、世界各地で道路改修を行っています。2020年9月時点で、29カ国の活動に関与し、整備した道の総延長は184キロメートルとなっています。


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