活動地域:奈良県奈良市
一般社団法人自然再生と自然保護区のための基金
野生動物が生息可能な空間の拡大
野生動物が生息可能な空間の拡大
自然再生と保護区のための基金は、野生生物が生息可能な空間の拡大を通じて、生物多様性への貢献を図ることを目的に2006年に設立されました。原生的な自然の保護のみならず、農耕地など、人と自然の長期にわたる関わりの中で形成されてきた二次的自然を再生・保全することで、多くの生物の命を救い育む生息地の確保や維持、自然保護区の設置などに取り組んでいます。
学びと実践のための谷まるごと
棚田の自然再生プロジェクト
かつては、人が使う中でも生物にも好適な生息地が提供されていた二次的自然は、乾田化や農薬、耕作放棄という形で荒廃が進んでいます。耕作放棄された谷あいの棚田を活用し、かつての二次的自然を再生・保全することで、「谷まるごと」を生き物の楽園へと再生していきます。また、「エコ」「癒し」「ユニバーサルデザイン」等の要素を取り入れ、老若男女に魅力的な環境アクティビティを提供することで、幅広い層の参加者が活動しています。

・生きものを触ったことがなかったが、触れるようになり、池の中にも入ることができるようになった。
・水質を調査することで上流と下流では、下流の方が汚れていることを実感することができた。
・生き物は怖くて、普段は観察したことがなかったが、今回じっくり観察することができ、
 意外にも可愛い動きをすることが分かって嬉しかった。(参加者)
姉妹で生きもの仕分け
調査のようす
親子で協力して捕獲
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