2010年の猛暑による海水温の上昇によって陸奥湾の重要な海産物であるホタテが大量死したことを発端に、陸奥湾を高温障害から守る為の植樹活動に取り組んでいます。陸奥湾周辺の山に広葉樹を植林することによって、山に蓄えられた水が沢や川を伝わり、海に流れ込み、陸奥湾の海水温の低下と浄化が進みます。
また、八甲田山の水系が育む豊かな海と陸奥湾の環境保全の意義を環境教育やセミナーを通じて訴求していきます。
・自然を相手にしている活動なので、上手く種をつけることは容易ではありません。
しかし、不作の年が続いた後、昨年はブナ等の大量の種子を収穫することができました。
これは7年分以上の苗木確保につながります。
長いスパンで物事を見ていくことの必要性を実感しました。(団体代表)
・一度は行ってみたいと思っていた観察会に参加し、改めて白神山地の大きさを認識しました。
参加した皆さんの胸に、代表の方の白神山地愛、ブナ林愛、郷土愛が熱く届いたと思います。
植樹したブナが無事に育っているかをまた見に行きたいと思っています。(参加者)
・植林や海のごみ拾い、セミナーを通して、自分たちの素晴らしい環境を次世代に残す活動の
大切さを実感した。(参加者)
・陸奥湾の海を守る為に続いている山と海をつなぐ植樹祭に、毎年参加しています。
陸奥湾は、八甲田山系の恵みを受けた海であり、この活動に誇りと楽しさを感じています。(参加者)
・植林するために山を歩きましたが、ふわふわしていて楽しかったです。(小学生)