活動地域:千葉県習志野市
ほたる野を守るNORAの会
ほたる野の自然と景観を守るために
ほたる野の自然と景観を守るために
ほたる野を守るNORAの会は、里山の自然環境保護を目的に1992年に設立されました。 活動地域である習志野市実籾地区は、かつては、通称「ほたる野」と呼ばれ、初夏にはヘイケボタルが乱舞する斜面林を有する里山でしたが、近隣の土地造成などによりホタルが激減し、高齢化によって田んぼの休耕田化も進みました。良好な自然環境にしか生息できない「ホタル」をこの里山のシンボルとして将来に向けて絶滅させないよう、水田を農家から借り受け、子ども達の農業体験の場として有効活用しながら、里山の自然環境保全に取り組んでいます。
「きみとぼくの心の故郷を次世代に!」
田んぼのある里山「ほたる野」を
皆さまの心の故郷に!
休耕田化に歯止めを掛けるため、年間を通して市民・近隣小学校児童による田植え・稲刈り・餅つきなどの農業体験イベントを実施し、食への関心や知識、食の大切さについて啓発しています。また、より的確な環境保護活動を行うための生態系調査をおこなうと共に、ホタルの自然回帰のための増殖実験設備の整備などの活動を推進しています。これらの取り組みを通じて、子どもたちが将来この緑豊かな田んぼを思い出し、自分の「心の故郷」と思ってもらえる自然環境を維持していきます。

当会の活動に参加している児童からは、「お米を一粒も残さず大切に食べようと思います」「食べているお米は沢山の人の手で作られていることがわかりました」「お米を作るのがこんなに大変だと知りませんでした」などの感想が繰り返し寄せられています。子どもの教育の為、親子3世代で一緒に活動に参加されるご家族も多くおられます。(団体スタッフ)

田植え会
稲刈り会での集合写真
田んぼで遊ぶ子供たち

Share

CLOSE