活動地域:宮城県気仙沼市
リアスの森応援隊
山と地域を元気にする
山と地域を元気にする
リアスの森応援隊は、宮城県気仙沼市において、適正な森林整備や自然保護の啓発を行うことを目的に2015年に設立されました。気仙沼市の沿岸部は、東日本大震災により壊滅的な被害を受け、その復興案の1つとして、面積の7割を占める山林を活用した小規模バイオマス発電事業が構想されました。その燃料源は「自伐型林業」による間伐材で、山のエネルギーを里の復興に活かす計画です。 この事業を安定的に推進していくため、リアスの森応援隊では市内外からの林業従事者を養成し、里山コミュニティーを創造することによって、担い手不足の解消、被災地の生業作り、衰退する一次産業(林業)の生業化のモデル作りを目指しています。
豊かな海と森を作る
自伐林業家の養成
豊かな森をつくるためには、森林を適正に整備していく必要があります。その必要性を啓発するため、森森フェスタ「気仙沼森林フォーラム」を開催しました。また、自伐林業家養成塾「森のアカデミー」を実施することで、手入れをされずにいる山林を適正に整備する自伐林業家を養成しています。伐採講習では、測量機材や刈払機を活用するようにしたことで、より効率良く事業を進めることができるようになりました。

代々受け継いできた山を所有しているものの、その場所もわからず、このまま放置して良いのかという思いを持っている山主や、山の手入れをしたいと思っても、自身の技術・体力が不安で協力者もいないため、実施できていない山主が多いことを知りました。一方で、山を施業する技術はあっても、山を持っておらず、どこに行けば自分の能力や技術が活かせるかわからない人がいることもわかりました。団体の活動を通じて両者のマッチングを図っていきたいと思います。(団体代表)

作業道敷設
木工教室
気仙沼森林フォーラム

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