活動地域:インド
NPO法人 ウォーターエイドジャパン
すべての人々が清潔な水を利用できる世界を
すべての人々が清潔な水を利用できる世界を
清潔な水、衛生的なトイレ、正しい衛生習慣。健康で尊厳ある暮らしに欠かせないこの3つを届けることで、ウォーターエイドは世界でもっとも貧しく、社会的に取り残されている人びとの暮らしの改善を図っています。
水・衛生分野の専門性を活かし、現在では、アジア、アフリカ、中南米など計34か国で水・衛生プロジェクトを実施しています。日本でも学校での出前授業などを通して、途上国の水や衛生に関する情報発信に取り組んでいます。
インドにおける地下水保全・
給水設備整備プロジェクト
近年、インドでは、地下水の過剰利用や干ばつ等の影響により、地下水が急激に減少しています。なかでもアンドラ・プラデシュ州では、1年に10メートル以上も地下水の水位が下がり、安全な水の入手が困難になっています。 このプロジェクトでは、住民主体による地下水保全の取り組みを支援するとともに、給水設備の整備と維持管理研修を実施することで、この地域の住民が安全な水を持続的に利用できる環境を目指しています。

・以前は、人びとはトイレへの関心が全くなく、新しく家を建てる時にも、トイレを設置しませんでした。
 衛生習慣の大切さを学び、今では貧困家庭の住民もトイレを設置し、喜んで使っています。
 (イソロジワディ村の男性)
・これまでは、200メートル離れた場所まで、毎日2~3回、水汲みに行っていましたが、家で水道が使えるように
 なったことで、水汲みの時間を節約できるようになりました。
 日雇いの仕事の仕事場にも早く到着できるようになりました。(キーラパトラ村の住民)
団体のなりたち
ウォーターエイドは、「すべての人々が清潔な水と衛生を利用できる世界」をビジョンに掲げて、1981年にイギリスで設立された、水・衛生専門の国際NGOです。日本の水・衛生分野の知見を活かし、日本からの支援を世界の水・衛生問題の解決に役立てるため、日本法人として「ウォーターエイドジャパン」を2013年に設立。水と衛生分野において世界で最大の援助供与国である日本から、水・衛生の重要性について発信するともに、途上国への支援活動に取り組んでいます。

水をひくために行動する村人たち
子供たちへの学習の機会の提供
現地でのヒアリング

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