活動地域:ケニア
認定NPO法人 道普請人
現地で出来る簡単な技術で水源を整備
現地で出来る簡単な技術で水源を整備
道普請人は、開発途上国の問題を現地に適したやり方で、そこに住む人々自身で解決していくこと目指し、エンジニアとして適正技術の開発を進め、現地住民への技術移転、定着化を進めています。 多くの開発途上国では農道などのインフラ整備が進んでいないため、その手助けとして、誰にでもできる「土のう工法」による道づくりを中心に活動しています。また、現地の生活環境の改善や植樹活動にも取り組んでいます。
ケニアでの自然水源の衛生的な
利用環境整備と衛生教育
アフリカ・ケニアのナンディ郡では、水資源の保全、衛生管理を推進しています。住民による「水・衛生管理委員会」を組織し、水源保全技術の提供や衛生教育を実施することで、持続的な維持管理体制の構築を目指しています。 ケニアでは、財産である羊や牛などの家畜を大切に飼育していますが、家畜と人の飲み水に区別のない水源がほとんどで、水質汚染の原因となっています。そこで、取水口をしっかりと区別し、水源地への家畜の糞尿や泥の侵入を防ぐ設備の設置を進めています。また、土壌の集水性を高めるための植林活動も行っています。

・活動のおかげで住民と小学生がきれいな水を利用できるようになり、汚染水を利用することによる病気が減少しました。(水・衛生管理委員長)
・小学校に手洗い用タンクを提供してくれたことで、トイレの後や食前に手を洗うという習慣が根付きました。(小学校の教員)
・衛生教育を受講してから、手洗いをしないことによる病気で病院に行った生徒は一人もいません。昼食後にはいつも整備された水源に水を汲みに行っています。また、木を植えることで環境がよくなり新鮮な気分になりました。(小学校の生徒会長)
団体のなりたち
道普請人は、開発途上国の農村地域の活性化に向けた農民自身による農道整備を支援し、世界の貧困削減に寄与することを目的に、2007年に設立されました。 日本の伝統技術「土のう」による道路整備手法を開発し、日本古来の精神「道普請」を紹介しながら、現地住民が自分達で道を整備し、持続的に維持管理することの重要性を訴え、世界各地で道路改修を行っています。2018年11月時点で、27カ国の活動に関与し、整備した道の総延長は159.56キロメートルとなっています。

地域ぐるみでの植林活動
水源保全のためのフェンスの建設
小学校での手洗いデモンストレーション

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