活動地域:宮崎県
一般社団法人 日本スキムボード協会
スキムボーダーによる海岸清掃で、アカウミガメとの共存を目指す
スキムボーダーによる海岸清掃で、アカウミガメとの共存を目指す
スキムボードとは、波打ち際で浜辺から波に向かって走り込み、その勢いを利用して波に乗るマリンスポーツです。日本スキムボード協会は、日本のスキムボード界を統括する代表団体として、スキムボードの普及振興を図り、スキムボーダーの心身の健全な発達に寄与することを目的に活動をしています。
そのために、スキムボード教室や全日本スキムボード選手権大会や指導者講習会などを主催しています。また、マリンスポーツ界の一員として、全国の海岸で環境保全活動にも取り組んでいます。
アカウミガメ保全のための
海岸清掃活動
宮崎県一ツ葉海岸は全国でも有数のアカウミガメの産卵地です。しかし、近年、その頭数は減少傾向にあり、その主な原因は漂着ゴミです。漂着ゴミは孵化したばかりの子ガメが海に戻る際の障害となり、親ガメの誤飲にも繋がっています。
アカウミガメが繁殖活動を行える環境を保全するため、産卵前の期間に海岸清掃を実施しています。また、アカウミガメの存在や一ツ葉海岸がその産卵地であることを知ってもらうために、産卵期には、産卵や孵化した後の卵の殻、子ガメの足跡の観察会を開催しています。

・ウミガメの観察会に参加しました。ウミガメは見られませんでしたが、子ガメの足跡などを初めて見ることができ、楽しかったです。(参加者)
・野生動物研究会の方が写真資料を使って説明してくれたので、子どもにも分かりやすかったと思います。(参加者)

海岸清掃の参加者と収集したゴミ
産卵場所の目印
全日本スキムボード選手権大会

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