宮崎県一ツ葉海岸は全国でも有数のアカウミガメの産卵地です。しかし、近年、その頭数は減少傾向にあり、その主な原因は漂着ゴミです。漂着ゴミは孵化したばかりの子ガメが海に戻る際の障害となり、親ガメの誤飲にも繋がっています。
アカウミガメが繁殖活動を行える環境を保全するため、産卵前の期間に海岸清掃を実施しています。また、アカウミガメの存在や一ツ葉海岸がその産卵地であることを知ってもらうために、産卵期には、産卵や孵化した後の卵の殻、子ガメの足跡の観察会を開催しています。
・ウミガメの観察会に参加しました。ウミガメは見られませんでしたが、子ガメの足跡などを初めて見ることができ、楽しかったです。(参加者)
・野生動物研究会の方が写真資料を使って説明してくれたので、子どもにも分かりやすかったと思います。(参加者)