森づくり活動の1つとして、2011年に発生した東日本大震災で失われた海岸林の再生を行っています。震災による津波は、九十九里浜海岸にも大きな被害を与え、海岸沿いのマツ林は塩害で枯れてしまいました。この失われた防災林の再生を目指し、震災直後から定期的に、乾燥や潮風に強いクロマツの植林と苗木周辺の下草刈を行っています。これまでに総面積5.6ヘクタールに、5万6,000本もの苗木を植林し、砂防止や暴風、防潮等といった海岸林の機能強化に貢献しています。
・この活動に2012年から15回ほど、参加しています。震災に対して何かできることを探していたのが最初のきっかけでしたが、これだけの 本数を植えてきたので、今では、使命感みたいなものも生まれてきました。(参加者)
・普段、仕事をしていると緑とか自然とかを感じることがないので、こうして自然の中で植林に携わり、震災のことも考えながら過ごすのはとても有意義な1日だと思います。(参加者)