活動地域:千葉県山武市
NPO法人森のライフスタイル研究所
震災で失われた海岸林の再生を目指して
震災で失われた海岸林の再生を目指して
森のライフスタイル研究所は、ごく普通の人が当たり前のように森づくりに関心を持てる社会を目指し、森林と触れ合う機会の減った現代の人たちに対し、楽しく森に親しみやすい多彩な活動を提供しています。
現在、市民と企業による森づくり活動、企業の木づかい活動(社員参加型 環境・社会貢献活動プログラムの提供)、母と子の野外体験活動の3つを事業の柱として活動しています。
九十九里海岸防災林の再生
森づくり活動の1つとして、2011年に発生した東日本大震災で失われた海岸林の再生を行っています。震災による津波は、九十九里浜海岸にも大きな被害を与え、海岸沿いのマツ林は塩害で枯れてしまいました。この失われた防災林の再生を目指し、震災直後から定期的に、乾燥や潮風に強いクロマツの植林と苗木周辺の下草刈を行っています。これまでに総面積5.6ヘクタールに、5万6,000本もの苗木を植林し、砂防止や暴風、防潮等といった海岸林の機能強化に貢献しています。

・この活動に2012年から15回ほど、参加しています。震災に対して何かできることを探していたのが最初のきっかけでしたが、これだけの 本数を植えてきたので、今では、使命感みたいなものも生まれてきました。(参加者)
・普段、仕事をしていると緑とか自然とかを感じることがないので、こうして自然の中で植林に携わり、震災のことも考えながら過ごすのはとても有意義な1日だと思います。(参加者)

クロマツの苗の植樹
苗木の目印として棒を打ち込む子供たち
竹垣代表による植樹指導

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