SDGs × TOTO インタビュー
最近、ニュースや企業の広告で目にすることが増えた「SDGs」。世界各国の指導者や著名人、 最近では会社員などがバッジをつけている姿を、テレビや街中で見かけたこともあるかもしれません。社会問題に対する世界的な取り組み……とぼんやり理解している人も多いのでは?TOTOの取り組みを紹介する前に、SDGsの基本を一緒におさらいしてみましょう。
2020年9月、3つの小学校に対して「遠隔テレビ授業」を行いました。
授業に参加してくれたのは、
・山形県鶴岡市立黄金小学校 6年生 13名
・福岡県糸島市立長糸小学校 5~6年生 27名
・新潟県糸魚川市立大野小学校 5~6年生 23名
のみなさんです。
教材は「みんなにやさしいパブリックトイレを考えよう!」です。
パブリックトイレをテーマとしたユニバーサルデザインや多様性を学ぶプログラムで、オリンピック組織委員会の公式認証プログラムにもなっています。
各学校の先生がTOTOの教材をもとに事前に授業を行い、生徒がグループワークで、それぞれの地域ならではのパブリックトイレについて考えてくれていました。
班ごとにワークシートを作成し、十分発表練習をしたあとにTOTOと通信機器で結び、遠隔で発表を行うという流れです。
実施後の生徒からのアンケートでは
「私たちが考えたアイデアを真剣に考えてくれてうれしかった。」
「トイレについての疑問が、TOTOの人と話せて解決できた。」
「今度はトイレだけでなく、いろんな水まわりのものを調べてみたい。」
などの声が聞かれました。
また、先生からは
「自分たちが考えた企画の良さ、面白さだけでなく現実視点で検討して頂けることで多面的・多角的に自分の考えを見直すことの重要性を学ぶことができた。」
「トイレをデザインすることを通して、地域のニーズや社会のニーズ、企業の努力や思いなど、様々なことに触れることができました。」
「“つくるって、人を思うこと。“という理念に、子供たちも感銘をうけていました。」
などのありがたいお言葉も頂きました。
TOTO社員としても「つくるって、人を思うこと。」というUDメッセージの意味を再認識できた、すばらしい授業となりました。
授業に参加してくれた3校のみなさん、素晴らしい発表を有難うございました!
新型コロナウィルス感染症の影響が続く中、TOTOでは通信機器を使った授業などで、少しでも多くの子供たちと触れ合っていきたいと思います。
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