2025年日本国際博覧会(EXPO 2025)において、「いのち輝く未来」を象徴する会場全体のシンボルともなる「EXPOホール」。開会式をはじめ多彩な大型イベントが開催される。トイレは、建物の形状にあわせて、円形に配置。あらゆる来場者に配慮し、快適で充実した設備・仕様を実現している。

建築概要

所在地 大阪府大阪市此花区夢洲中1-1-20(2025年日本国際博覧会会場内)
施主 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
基本計画・ 監修 株式会社伊東豊雄建築設計事務所
実施設計監理 大成建設株式会社・株式会社昭和設計
施工 大成建設株式会社・株式会社昭和設計
延床面積 8,203.91㎡
階数 地上2階
構造 鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
竣工年月 2024年12月

特長

建物の特徴

5年に一度世界1ヶ所のみで実施される国際的イベント「2025年日本国際博覧会(EXPO 2025)」が大阪市内の夢洲(ゆめしま)で開催。「EXPOホール」は、会場全体のシンボルとなるホール。黄金に輝く円形の大屋根と、荒々しい表情の壁面が大地から立ち上がる力強い姿は、1970(昭和45)年に開催された大阪万博における「太陽の塔」を彷彿とさせる。また、客席と舞台が一体化となった円形劇場は、質感のある純白の布地で包まれ、「いのち輝く未来」を象徴する祝祭空間を創出。開会式などの式典をはじめ、多彩な大型イベントを開催。360度映像投影可能な円形ステージなどの機能性とデザイン性を両立させたこの空間は、あらゆる来場者に快適さと特別な時間を届ける場となり、未来へと続く希望を体現している。

トイレの特長

建物の形状にあわせて円形に配置されたトイレは、多様な利用者に配慮して、男女別トイレのほか、左右勝手違いのバリアフリートイレを4ヶ所、オールジェンダートイレを2ヶ所設置。さらに、授乳室を1ヶ所、カームダウン・クールダウンルームも2ヶ所配置している。男女別トイレ内には、オストメイトに配慮してコンパクトオストメイトパックや、乳幼児連れにも配慮してベビーシート、ベビーチェアを設けた大便器ブースも用意され、バリアフリートイレの利用集中を緩和。さらに、パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式やウォシュレットアプリコットP、発電タイプの自動洗浄小便器、自動水栓、自動水石けん供給栓を採用。EXPO2025のメインホール・劇場にふさわしい、設備・仕様を実現している。

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