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大阪府ではこのたび、閉校した大阪府立西淀川高等学校を改修し「大阪府立出来島支援学校」を開校。建物は、支援学校に必要な空間、仕様、設備をはじめ全面的なリニューアルが実施され、トイレもゆとりのあるスペースを確保。さまざまな身体状況の児童生徒のサポートに配慮したトイレが完成した。
建築概要
所在地 | 大阪府大阪市西淀川区出来島3-3-6 |
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施主 | 大阪府 |
設計 | <建築>株式会社綜企画設計 <設備>株式会社新日本設備計画 |
施工 | <建築>富国建設・旭工建特定建設工事共同企業体 <機械>主計管工株式会社 <電気>大浪電設株式会社 |
建築面積 | 5,760.76㎡ |
延床面積 | 15,748.26㎡ |
階数 | 地上4階 |
構造 | 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 |
竣工年月 | (改修)2024年2月 |
特長
改修の経緯
大阪府では、府立知的障がい支援学校の児童生徒の増加に対応して、早急に環境を整える必要があったため、2019(平成31)年3月に閉校した大阪府立西淀川高等学校を改修し、2024(令和6)年4月に「大阪府立出来島支援学校」を開校。『「であい」「きずな」「じりつ」「まなび」』を学校教育目標とし、小学部、中学部、高等部それぞれの子どもが日ごろの授業等でつながり、互いを高めていける、実践を進めていける学校をめざしている。建物は、支援学校に必要な空間、仕様、設備をはじめ、全面的なリニューアルを行うとともに、長寿命化に関わる改修も実施。大阪府木材利用基本方針に基づき、内装や家具に国内産の木材を使用、ぬくもりを感じさせる空間となっている。
トイレの特長
改修された校舎は東西に長く、東側はオレンジ色、中央は緑色、西側は青紫色で廊下の床を色分けし、どのエリアにいるのかわかりやすくしている。トイレは、高等学校時代にエレベーターホールや水飲み場であったスペースを活用して増設。男女トイレともサポートが必要な児童生徒のため、広めのブースも設置している。さらに、節水タイプで連続洗浄が可能なパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式や床の清掃性に優れた壁掛型の自動洗浄小便器を採用し、環境面にも配慮している。また3Fには、左右勝手違いのバリアフリートイレを設け、さまざまな身体状況の児童生徒に配慮したトイレが完成した。
採用商品
- パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式 CFS498BC
- パブリックコンパクト便器・フラッシュバルブ式 CFS494系
- ウォシュレット アプリコットP(擬音装置「音姫」付きエコリモコン) TCF5831AU
- 自動洗浄小便器 UFS900系
- 壁掛洗面器 L250C
- 台付自動水栓 TLE28系
- 立水栓 TLC11AR
- コンパクト・バリアフリートイレパック UADAZ21R1A2A**1W
- 収納式多目的シート EWC520AR系
- 幼児用大便器 CS300B
- 幼児用小便器 U310GY
- パブリック用手すり T112CL9/T112CP22/T112CU22
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