名古屋市東山公園内にある市営動植物園「東山動植物園」では、植物園内の「お花畑」をリニューアル。ピクニックエリアの"雲の広場"には、屋根を雲の形とした"雲のトイレ"を新たに整備。広めのバリアフリートイレを左右勝手違いで2ヶ所とキッズトイレの構成で、雲の広場の魅力を演出するトイレが完成した。

建築概要

所在地 愛知県名古屋市千種区(東山動植物園内)
施主 名古屋市
設計 株式会社アイ・エス・エス
施工 イリヤ建設株式会社
敷地面積 約362,392.85㎡(植物園エリア)
建築面積 59.62㎡
延床面積 42.05㎡
階数 地上1階
構造 鉄骨造
竣工年月 2023年11月

特長

建物の特徴

1937(昭和12)年に開園した「東山動植物園」は、名古屋市東山公園内にある市営動植物園で、動物園、植物園、さらに遊園地が併設。2024(令和6)年現在、動物園での飼育種類数は日本一となっている。「環境の世紀」といわれる21世紀における動植物園の役割・使命の変化を背景に、"人と自然をつなぐ懸け橋へ"を目標に掲げ、2010(平成22)年に東山動植物園再生プランを策定。その一環として「花が創出するにぎわい・憩いの空間づくり」をコンセプトに、植物園内の「お花畑」を2024(令和6)年3月にリニューアルした。若い世代やファミリー層をはじめ、さまざまな世代の方にとって魅力ある空間になるよう、「SNS映え」するフォトスポットやお子様の遊具、名古屋市内の眺望が楽しめるデッキなどを整備した。

トイレの特長

リニューアルしたお花畑は、東山動植物園の公式マスコットキャラクターである妖精「ズーボ」が住む世界をイメージ。その高台にある芝生が広がるピクニックエリア"雲の広場"には、"雲のトイレ"を新たに整備。屋根を雲の形とし、ズーボの世界観を演出している。トイレは、ミストが出て水遊びのできるエリアが隣接しているため、着替えにも利用できるよう広めの空間のバリアフリートイレを左右勝手違いで2ヶ所、さらにキッズトイレの構成となっている。バリアフリートイレは、車いす使用者やオストメイト、お子様連れに配慮して、汚物流しやベビーチェア、フィッティングボードを備えたコンパクト・バリアフリートイレパックを採用し、収納式多目的シートも完備。雲の広場の魅力を演出するトイレが完成した。

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