真珠の海に抱かれるリゾート「鳥羽国際ホテル」は、開業60周年を迎え、オーシャンウィング棟をリニューアルオープン。エントランスフロアを一新、クラブラウンジの新設および客室リニューアルを実施。水まわりもより洗練されたゴージャスな空間意匠の中に、だれもが心地よく利用できるような配慮や設備が充実されている。

建築概要

所在地 三重県鳥羽市鳥羽1-23-1
施主 三井不動産株式会社
伊勢志摩リゾートマネジメント株式会社
設計 株式会社乃村工藝社
施工 株式会社乃村工藝社
竣工年月 (改修)2024年3月

特長

改修の経緯

真珠の海に抱かれるリゾート「鳥羽国際ホテル」は、開館以降、半世紀を超え「伊勢志摩の迎賓館」として、国内外の賓客をお迎えしてきた。 2024(令和6)年3月に開業60周年を迎え、オーシャンウィング棟をリニューアルオープン。ラグジュアリーなアウトドアテラスをはじめエントランスフロアを一新、「食」にフォーカスしたクラブラウンジの新設および客室リニューアルが行われた。鳥羽湾の絶景を主役とし、内装には石灰岩や神代木など地産のマテリアルを使用したり、海の波紋や水の流れ、稜線、真珠層のモチーフを随所に散りばめるなど、自然の美しさを尊重。洗練された空間を通して、ゲストがリラックスした状態で、鳥羽の雄大な自然とのつながりを感じることができるようにデザインされている。

水まわりの特長

今回の改修において、ロビーフロアに、さまざまな身体状況の方に安心して訪れていただけるよう、2200mm×2200mm程度の広さを確保したバリアフリートイレが設置された。車いす使用者やオストメイト、乳幼児連れなどに配慮した設備を完備。自然とのつながりを感じるやさしいカラートーンの内装が施され、だれでもが心地よく利用できるようにしている。また、男女トイレは、内装をよりゴージャスに一新。衛生的に利用できるよう、洗面コーナーには非接触で手洗いできる自動水栓と自動水石けん供給栓が設置された。また、オーシャンビュースイート・クラブの客室では、居室部から、全面窓の眺望が満喫できるよう、水まわりはすべて廊下側へ集約。限られた空間を活用し、リラックスできるトイレとしている。

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