名門百貨店である「松坂屋」の名古屋店は、現在の地に店舗を構えてから100年を迎えることを契機に、過去最大級の大規模リニューアルを実施。今回フロアのリニューアルにあわせ、3・4Fのトイレを改修。フロアのラグジュアリーな雰囲気にあわせて、内装・仕様ともに高級感とデザイン性が重視された。

建築概要

所在地 愛知県名古屋市中区栄3-16-1
施主 株式会社 大丸松坂屋百貨店
設計 株式会社 J.フロント建装
施工 <建築>株式会社 J.フロント建装
<設備>須賀工業株式会社
敷地面積 7,538,63㎡
建築面積 6,780.48㎡
延床面積 70,747.34㎡
階数 地上10階、地下3階、塔屋3階
構造 鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2024年11月

特長

改修の経緯

1611(慶長16)年に呉服小間物問屋を創業した「松坂屋」 は、東海地方を発祥とする名門百貨店。1910(明治43)年には、名古屋初の百貨店として栄町に開業した。その本店格ともされる松坂屋名古屋店が、現在の地に店舗を構えてから100年を迎える2025(令和7)年に向けて、過去最大級の大規模リニューアルを実施。本館の3〜8Fと北館の地下1Fと6Fを対象として、2024(令和6)年11月中旬より順次リニューアルオープンしている。リニューアルのテーマは「クリエイティビティの表現」と「地域との共創」。次世代のマーケットニーズを捉えた"何度も訪れたくなる百貨店"を目指す。4Fには、松坂屋が運営・発信するファッションゾーンを新設し、国内発のデザイナーブランドやジュエリーブランドを出店している。

トイレの特長

今回フロアのリニューアルにあわせ、3・4Fのトイレを改修。インターナショナルブティック、レディスファッションというフロアのラグジュアリーな雰囲気にあわせて、内装・仕様とも高級感とデザイン性を重視。洗面コーナーには、国際的権威あるデザイン賞「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞した自動水栓を採用。さらに衛生面にも配慮し、クリーンドライ(ハンドドライヤー)は、HEPAフィルターを搭載した風の吹き返しや水滴の飛散を抑制する吸引式を設置。ファッションゾーンにふさわしく優美な印象を湛える4Fの女性トイレには、個室感の高いスタイリングコーナーが備えられ、顔全体を美しく照らして化粧がしやすいLED照明付鏡、コンセント、荷物置き棚など、細やかな配慮が施されている。

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