愛知県豊川市の教育委員会では、気兼ねなく行けるトイレ環境づくりを目指し、改修を推進。小中学校の校舎トイレの改修に引き続き、屋内運動場トイレの改修を計画的に実施している。このたび、災害時には避難所トイレとしても使用される、豊川市立南部中学校の屋内運動場のトイレが改修された。

建築概要

所在地 愛知県豊川市光明町2-42
施主 豊川市
設計 するが有限会社
施工 株式会社豊栄建設
敷地面積 32,192.20㎡
建築面積 1,846.34㎡
延床面積 2,020.50㎡
階数 地上2階、地下1階
構造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
竣工年月 (改修)2024年2月

特長

改修の経緯

愛知県豊川市の教育委員会では、気兼ねなく行けるトイレ環境づくりを目指し、「防災機能強化の整備」「洋式便器の整備(洋式化率70%以上の目標達成 令和2年度)」「3K(くさい・くらい・きたない)のイメージ改革」「すべての人が分け隔てなく利用できるトイレ環境への取り組み」の4項目を軸に、学校環境におけるトイレ改修に取り組んでいる。2016年度から5年計画で実施してきた小中学校の校舎トイレにおける便器の洋式化改修工事と「みんなのトイレ」設置が完了。引き続いて小中学校の屋内運動場トイレの改修を計画的に実施している。このたび、豊川市立南部中学校の 屋内運動場トイレの改修が行われた。

水まわりの特長

男子・女子トイレ、バリアフリートイレを整備。男女各々の更衣室は、トイレゾーン内に配置されている。男子・女子トイレは、すべて手洗器を設置した個室完結型のブースを設置。「家のトイレも大便器なので気にならない。個室で安心して使える」と生徒からも好評。また、校舎には男女別トイレ・みんなのトイレが設置されており、学校全体でさまざまなタイプを用意して生徒自身が使いやすいトイレを選べるようにしている。屋内運動場トイレは、災害時に避難所トイレとしても使用されるため、全ブースに手すりを設置し、呼出ボタンも設けることで高齢者や女性も安心して使えるように配慮。さらに衛生面に配慮して、非接触で使用できる自動水栓を採用している。

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