「グラングリーン大阪」は、JR大阪駅前の大規模複合再開発の2期事業として誕生し、産学官民の新たな共創拠点「JAM BASE」や商業施設・ライフスタイルホテルで構成している。JAM BASE内のトイレは、イノベーションオフィスにふさわしく、各階ごと異なる内装や設備の充実が図られている。

建築概要

所在地 大阪府大阪市北区大深町6-38
事業主 三菱地所株式会社、大阪ガス都市開発株式会社、オリックス不動産株式会社、
関電不動産開発株式会社、積水ハウス株式会社、株式会社竹中工務店、
阪急電鉄株式会社、三菱地所レジデンス株式会社、
うめきた開発特定目的会社(出資者:株式会社大林組)
設計 株式会社 日建設計
株式会社 竹中工務店
施工 うめきた2期共同企業体
敷地面積 8,402.88㎡
建築面積 5,027.21㎡
延床面積 64,778.79㎡
階数 地下3階、地上26階、塔屋1階
構造 鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
竣工年月 2024年4月

特長

建物の特徴

世界有数の大規模ターミナル駅であるJR大阪駅前に位置し、関西最後の一等地と言われた大阪駅北地区貨物ヤード跡地エリアの大規模複合再開発「うめきたプロジェクト」があり、「グラングリーン大阪」は、1期のグランフロント大阪に続く、2期事業として誕生した。約45,000㎡もの大規模で高質な都市公園を中心とする圧倒的なみどりに包まれた空間や多様なアクティビティを整備している。「グラングリーン大阪 北館」は、その北街区に立つ。低中層部には商業施設のほか、産学官民の新たな共創拠点としてイノベーション機能の中核を担う「JAM BASE」を配し、高層部にはライフスタイルホテルが開業している。

水まわりの特長

1~9Fに配された「JAM BASE」内のトイレは、さまざまなバリエーションから選ぶことができるイノベーションオフィスのインテリアと呼応して、各階ごとにすべて違うインテリアデザインがなされている。1Fトイレは、商業施設や「JAM BASE」の体験施設が入居するため、多様性に配慮。ジェンダーの区別のない男女共用トイレと、多目的トイレを配置している。8・9Fでは、女性トイレに、ゆとりのあるスタイリングコーナーを設置。さらに、男女各トイレに、オフィスの入居者が利用できるシャワーブースを併設している。設備の選定にあたっては、人や環境について考慮した建物を評価する国際認証制度「LEED認証」を取得するため、必要条件となる節水性のある器具を選定している。

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