「中部国際医療センター」は、新たに「健康のまち一丁目1番地」と名付けられた、美濃加茂市中心部に移転新築された。市の「メディカルシティ構想」拠点の中枢として、地域の、日本の、世界の医療拠点となることを目指している。「優しい」医療を標榜し、水まわりも幅広い利用者に対応、訪れる人に寄り添う配慮がなされている。

建築概要

所在地 岐阜県美濃加茂市健康のまち1-1
施主 社会医療法人厚生会
設計 株式会社久米設計
施工 株式会社フジタ
敷地面積 114,675㎡
延床面積 59,516㎡
階数 地上10階、塔屋1階
構造 鉄骨造
竣工年月 2021年9月

特長

建物の特徴

"全ては病める人のために"という理念の下、100年以上にわたり地域に寄り添い、質の高い医療を提供してきた社会医療法人厚生会 木沢記念病院は、美濃加茂市の健康づくりの新しい拠点として整備された「健康のまち一丁目1番地」に、移転新築。「中部国際医療センター」として新たなスタートを切った。医療・福祉・保健をつないで健康を支援する美濃加茂市の「メディカルシティ構想」拠点の中枢として、診療科33科に加え、専門性を高めた高度専門医療部門、がん専門部門を設置。さらに、502床の入院病棟とハイブリッド手術室を含む11室の手術室を有する。新名称には、「世界に通用するハイレベルな医療を提供する」という決意が込められており、地域の、日本の、世界の医療拠点となることを目指している。

水まわりの特長

利用者に「優しい」医療、ユニバーサルデザインを取り入れた「訪れやすい」施設を目指す「中部国際医療センター」では、水まわり設備も日々の治療や通院がストレスにならないよう、利用者視点で選定。訪れる人に寄り添うホスピタリティ・マインドを大切にしている。手洗いコーナーは、院内での高い衛生性を維持するために、適所に配置。トイレは、利用者の快適性を確保するため、清掃性や機能性を確保した器具を採用している。また、車いす使用者の利用を多く想定し、利用しやすい広さを確保したバリアフリートイレを随所に配置。さらに、その設備も利用特性にあわせ、お子様連れ配慮、オストメイト配慮など機能を分散させて、幅広い利用者に対応できるようバランスよくレイアウトされている。

採用商品

掲載事例の画像や本文の無断転用はご遠慮ください。事例の内容は掲載時点での情報です。

事例(トイレ・洗面・浴室)一覧

パブリック向け商品

トイレ
 
洗面所
浴室
バリアフリー配慮商品・手すり・アクセサリー
Share

CLOSE