横浜ベイホテル東急 エグゼクティブツイン

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横浜・みなとみらいの人気シティホテル「横浜ベイホテル東急」。築20年を契機に、水まわりの給水・給湯配管の更新を計画。今回「エグゼクティブツイン」では、短工期・省施工を特色とする『床残し工法』を採用。天井や壁の意匠を一新し、器具も最新設備に変更。運営しながら、水まわりのアップグレードを実現した。

建築概要

所在地 横浜市西区みなとみらい2-3-7
施主 住商ビルマネージメント株式会社
運営 株式会社 東急ホテルズ
施工 大成建設株式会社
TOTOアクアエンジ株式会社(ユニットバス)
敷地面積 44,406㎡
建築面積 34,490㎡
延床面積 496,596㎡
階数 地下3階、地上25階
構造 鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
改修期間 2019年1月~2031年2月予定

特長

改修の経緯

横浜・みなとみらいの中心に位置する「横浜ベイホテル東急」は、1997(平成9)年に開業。人気レストランや客室から望む横浜の美しい夜景、オーシャンビュー、そして心を尽くしたおもてなしで人気のホテル。築20年を迎えたのを機に、水まわりの給水・給湯配管の更新を計画。全館の客室を2018~2030年度で段階的に改修していく。エグゼクティブツインでは、ユニットバスの部分的な改修方法である『床残し工法』を採用。同工法は、最も入替が難しい床パンをそのまま再利用することで、騒音作業が減少し1フロアで完結できるとともに、客室側の内装には、影響なく改修ができる。短工期・省施工という同工法の特長を生かし、運営しながらの改修が可能となった。

水まわりの特長

今回改修された「エグゼクティブツイン」の水まわりは、浴槽と洗面、トイレ、シャワールームをひとつの空間にまとめた、特注タイプのユニットバスとなっており、トイレとシャワールームの入口にガラス扉を設けて、プライベートにも配慮している。今回の改修では、『床残し工法』のメリットを活用し、短工期で、給水・給湯配管の更新はもとより、天井や壁の意匠を一新、さらに器具を最新設備に変更することで、ユニットバスの機能やデザイン性を向上、水まわり全体をアップグレードさせている。

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