大手自動車システムサプライヤーである「東海理化」では、「トイレは仕事場の中でも気持ちをリフレッシュできる場所である」と捉え、各トイレ利用者の男女比や人数など、利用特性に応じてトイレの規模や数を十分に検討。快適性、エコロジー、利便性、清潔性をキーワードとして、会社全体で順次改修を実施している。

建築概要

所在地 愛知県丹羽郡大口町豊田3-260
施主 株式会社東海理化
設計 株式会社東海理化
施工 株式会社サン電材社
敷地面積 92,537.74㎡
建築面積 10,909.34㎡
延床面積 35,243.93㎡
階数 地上4階
構造 鉄骨造
竣工年月 (改修)2020年4月(2F南西 女性トイレ)
(改修)2021年3月(1F北西 男女トイレ・3F北西 女性トイレ)
(改修)2021年9月(2F北西 男女トイレ・3F北東 男女トイレ)

特長

建物の特徴

「東海理化」は、1948(昭和23)年に設立された大手システムサプライヤーであり、人の意思をクルマに「快適」に伝える自動車のインターフェイス部品をはじめ、「安心」を生むセキュリティ部品、人を「安全」に守るセイフティ部品などを製造する。現在、愛知県丹羽郡大口町に所在する本社工場では、パワーウィンドウスイッチをはじめ各種スイッチ、エレクトロニクス応用製品などを製造している。同社では、「トイレは、仕事場の中でも気持ちをリフレッシュできる場所の1つである」と捉え、落ち着いて安らげるような空間作りを実現するため、会社全体で事業所・工場におけるトイレの改修を、計画的に推進実施している。

水まわりの特長

快適性、エコロジー、利便性、清潔性をキーワードに時代の流れにあわせ、利用者に配慮したトイレへ順次改修を推進。改修にあたり、各トイレ利用者の男女比や人数など、利用特性に応じてトイレの規模や数を十分に検討し、改修を実施している。例えば、2F南西トイレは、女性従業員が多いため、男女トイレを女性専用トイレに改修を実施。反対に、1F北西トイレは男性の利用が多いため、男性トイレスペースを広く確保した計画としている。いずれのトイレも、衛生性に配慮し、自動水栓や自動水石けんなど非接触で使用できる器具を採用。男女トイレ入口にドアのないレイアウト計画とし、可能な限りトイレ内の通路幅などを広くとるなど、ゆとりある空間を確保している。

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