愛知県名古屋市に本部を置く「大同大学」は、滝春キャンパスに、『生きた教材』というコンセプトを掲げた新校舎X(クロス)棟を新築。トイレも、衛生面かつ省エネに配慮して器具を設置。多機能トイレのほかにも、ひろびろブースを設けるなど、清潔感ある明るい空間を演出している。

建築概要

所在地 愛知県名古屋市南区滝春町10-3
施主 学校法人大同学園
設計 株式会社日建設計
施工 株式会社大林組
敷地面積 13,767㎡
建築面積 5,198㎡
延床面積 15,391㎡
階数 地上4階
構造 鉄骨造
竣工年月 2020年10月

特長

建物の特徴

愛知県名古屋市に本部を置く、1964(昭和39)年開学の「大同大学」は、滝春キャンパス隣のグラウンドに、新校舎を新築。X(クロス)棟の名称は、同大学が実施するクロスラーニングにちなむ。鉄骨造の4階建て、延べ15,000平方メートルで、ガラスを多く使い開放感があるのが特徴。講義室やスタジオ(製図室)、学生ホールが入り、主に工学部建築学科の学生らが利用する。この新校舎のコンセプトは『生きた教材』。教室の天井は配線や配管、ダクトを露出した状態のままにしてあったり、さまざまな種類の木材で構成された壁が設置されているなど、建築学部の学生が日々の生活環境から、体感的に学ぶことができる環境づくりがされている。

トイレの特長

大便器、小便器は清掃性のよい壁掛式を採用。特に小便器は尿石付着を抑える効果のある『きれい除菌水』機能を備えた超節水タイプとするなど、衛生面かつ省エネに配慮して器具を設置している。また、さまざまな利用者に配慮して、多機能トイレのほかにも、男女トイレには各1ヶ所ずつフィッティングボードを備えたひろびろブースを設置しており、着替えなどのニーズにも対応が可能。さらに、女性トイレにはスタイリングコーナーを完備し、身繕いのしやすさはもちろん、混雑しがちな女性トイレの洗面空間における機能分散が図られている。内装は白を基調としており、洗面まわりのブルー系のモザイクタイルをアクセントとして、清潔感に満ちた明るい空間を演出している。

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