「ダイヤゲート池袋」は、西武鉄道の旧本社ビル跡地及び線路上空と西側敷地に建設された、線路をまたぐ日本初の大規模オフィスビルである。総貸室面積は、池袋エリア最大級。トイレはリフレッシュの場所とし、南側の大きな窓に面した場所に配置。ダイヤグラムを随所に空間のモチーフとし、大きな窓からの眺めと、自然光を活かした工夫が盛り込まれた。

建築概要

所在地 東京都豊島区池袋1-16-15
施主 西武鉄道株式会社
株式会社西武プロパティーズ
設計 株式会社日建設計
施工 大林・西武建設工事共同企業体
敷地面積 5,530.96㎡
建築面積 3,894.12㎡
延床面積 49,661.63㎡
階数 地下2階、地上20階
構造 鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
竣工年月 2019年2月

特長

建物の特徴

西武鉄道の旧本社ビル跡地に建設された、日本初の「線路をまたぐ」大規模オフィスビル「ダイヤゲート池袋」は、ダイヤグラム(運行図表)をモチーフとする印象的な外観が池袋の新しいランドマークとなっている。低層部分の1Fと2Fに店舗を配し、4Fから最上階の18Fをオフィスフロアとした総貸室面積は、池袋エリア最大級。テナントビルに求められるBCP対応ニーズに寄与できるさまざまな機能を有し、災害時の帰宅困難者の一時待機場所としての機能も担う。2Fに位置にする広大なデッキは線路をまたぎ、豊島区が構想している池袋駅東西連絡通路と接続予定。空気調和・衛生工学会賞技術賞や、英国のCIBSE - Building Performance Awards 2021において年間最優秀プロジェクト賞(国際部門)を受賞している。

トイレの特長

オフィスにおけるリフレッシュの場所であるトイレは、基準階ではビル南側の大きな窓に面した場所に配置。特に高層階では、超高層ビルならではの眺望を誇り、窓からは下に線路を臨むことができる。インテリアは、外観やビル内部と同様にダイヤグラムを随所にモチーフとし、大きな窓からの眺めと、自然光を活かした工夫が盛り込まれた。また、水まわり全体での省資源化とランニングコスト削減の目的から、節水器具を選定。大便器は3.8L洗浄のウォシュレット一体形便器ネオレストDHを採用するなどのさまざまな機能や配慮から、CASBEEスマートウェルネスオフィス認証における最高のSランクを獲得。また、「グッドトイレ選奨2020(一般社団法人日本トイレ協会)」で特別奨に選定された。

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