小牧山のふもとに建つ「小牧山城史跡情報館(れきしるこまき)」は、織田信長が築いた小牧山城の石垣や城下町、小牧・長久手の戦いの様子などを紹介する施設。館内の無料エリアに設置されたトイレは、多様な利用者にとって使いやすいトイレを目指し、乳幼児連れをはじめ高齢者や妊婦などへの配慮が充実している。

建築概要

所在地 愛知県小牧市堀の内1-2
施主 小牧市
設計 株式会社 丹羽英二建築事務所
施工 <建築>株式会社 宇佐美組
<設備>ダイトー株式会社 小牧営業所
敷地面積 7,576.45㎡
建築面積 1,105.12㎡
延床面積 999.24㎡
階数 地上1階
構造 鉄骨造
竣工年月 2019年3月

特長

建物の特徴

愛知県小牧市の西側にある小牧市のシンボルである標高約86mの「小牧山」は、かつて織田信長の居城であった小牧山城や、小牧・長久手の戦いで織田信雄・徳川家康連合軍が本陣を構えるなど歴史の舞台であった。現在は山の一部が史跡公園となっており、ふもとに建つ「小牧山城史跡情報館(れきしるこまき)」は、小牧山の歴史や文化、残された貴重な自然を伝えるガイダンス施設である。常設展示室では、発掘調査で明らかとなった織田信長が築いた小牧山城の石垣や城下町、小牧・長久手の戦いの様子などを、模型や映像を使ってわかりやすく紹介している。また、企画展示やワークショップ、講演会を行うスペースを設けており、小牧山に関する最新の情報を提供する施設となっている。

トイレの特長

展示室への入場は有料であるが、トイレは館内の無料エリアにあるので、開館時間内であれば小牧山にウォーキングに訪れる方なども気軽に利用することができる。設備としては、多様な利用者にとって使いやすいトイレを目指し、コンパクト多機能トイレパックやベビーシート、ベビーチェアを設置した多機能トイレを設置。男女トイレ内にもベビーチェアを設置して乳幼児連れに配慮するとともに、L型手すりを設置して高齢者や妊婦などにも配慮されている。大便器や小便器の自動洗浄、自動水栓など非接触の器具と、ドアレスのトイレ入口とするなど衛生面にも配慮。小牧山を訪れた方が快適に安心して使えるトイレとしている。

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