福岡空港国内線ANAのラウンジは、「一期、一会」をコンセプトに、改修工事を実施。面積も拡充され、お客様がフライト前に快適に過ごせるよう設備を一層充実させた。上質なトイレ空間も、すべてゆとりのある寸法で計画。昨今の衛生配慮への意識の高まりを受け、お客様の安心・安全を随所でサポートしている。

建築概要

所在地 福岡県福岡市博多区上臼井柳井348 福岡空港内
施主 全日本空輸株式会社
設計 株式会社梓設計
施工 <建築>清水建設株式会社
<設備>清水建設株式会社
延床面積 1,817.38㎡
階数 地上3階
構造 鉄骨造
竣工年月 (改修)2019年2月

特長

改修の経緯

福岡空港国内線ANAラウンジは、『Inspiration of JAPAN』というコンセプトに基づき、国内線の各空港のラウンジを日本伝統や先進性をうまく融合させながら新しいラウンジを作っていくという計画のもと改修工事を実施。新しいラウンジでは、利便性に配慮してラウンジに直結する室内型カウンター「ANA PREMIUM CHECK-IN」でのチェックインが可能となった。さらにお客様がフライト前に快適に過ごせるよう、各種ビジネスサポート設備(通話スペース、コピー・ファックス、手荷物ロッカー、無線LANサービス、喫茶など)や多目的トイレ、おむつ交換台など設備を充実。「一期、一会」をコンセプトに、なによりも大切にする「おもてなし」の心が伝わるラウンジとなっている。

トイレの特長

トイレにおいてもリニューアルコンセプトのもと、さまざまな配慮が施された。ホテルライクで上質な印象のトイレ空間は、スーツケースなどの大きな荷物を持った利用者の利便性および昨今のトイレ内の密に対する意識の変化に対応し、通路幅・器具ピッチ・個室内のスペースなど、すべてゆとりのある寸法で計画。設備のサイン表示は世界各国からの利用者に配慮し、4ヶ国語で表示しそれぞれに点字を併記。快適なフライトとリンクするトイレの設備は、多様な方への使いやすさに配慮し、多目的トイレや授乳室も完備した。また、衛生配慮への意識の高まりを受け、洗面コーナーに間仕切りを設けたり、自動水栓やオートソープディスペンサーで非接触を徹底するなど、お客様の安心・安全を随所でサポートしている。

採用商品

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