「株式会社梓設計」は都内に分散していた本社機能を統合。複合用途施設のワンフロアに開放的な新オフィスを設けた。トイレは器具の種類や大便器ブースの寸法にバリエーションを設け、設計者が感覚的に違いを身に着けることができる「体感型の学ぶトイレ」としている。

建築概要

所在地 東京都大田区羽田旭町10-11 MFIP羽田3F
事業主 <ビル事業主>三井不動産株式会社
施主 <テナント施主>株式会社 梓設計
設計・施工 <ビル設計・施工>日鉄エンジニアリング株式会社
設計 <内装設計>株式会社 梓設計
施工 <内装施工>株式会社JALファシリティーズ
延床面積 5,298.58㎡
階数 地上5階
構造 鉄骨造
竣工年月 2019年8月

特長

建物の特徴

空港・スポーツ施設を数多く手掛ける梓設計は、都内で2ヶ所に分散していた本社機能を統合。社員全員の顔が見えるオフィスづくりを目指し、羽田空港を臨む複合用途施設のワンフロアに約5,300㎡の開放的な新オフィスを設けた。オフィスレイアウトは役員室や固定席を置かない全社員フリーアドレス制のほか、テレワーク、サテライトオフィスなどの運用を本格的に導入し、自由で多様な働き方を実現。半個室の作業ブースや間仕切りのある集中デスクを設けるなど、さまざまな働き方に応える空間になっている。オフィスを縦断する4本のランウェイでは打合せやプレゼンテーションなどさまざまな風景が広がり、オフィスの骨格をつくっている。

トイレの特長

梓設計専用のトイレエリアの入口はカフェテリアの隣に位置し、フロアのリラクゼーションのエリアに分類される。トイレはショールームをイメージし、器具の種類や組み合わせ、ブースの寸法と扉の開き方などバリエーションを設けることで設計者が寸法感覚や使用感、仕様の違いを身に着けることができる「体感型の学ぶトイレ」になっている。大便器は4種類を設置。小便器は2種類、洗面器と水栓金具は4種類選定している。

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